FM TOWNSの仮想化(macOS上のVirtualBOX上のWindowsXPでうんづを動かす)
目次
1. TOWNSの死亡
2. うんづの仮想化
3. TOWNS本体の今後
1. TOWNSの死亡
数年前から内蔵ハードディスクドライブと光学ドライブは死亡しており,外付けハードディスクにインストールしたシステムを起動して遊んでいたのですがそれも不可能になりました.この記事で書いた通り,自分の場合はハードウェアとしてのTOWNSはそこまで必要ないので,頑張ってハードウェアを修理したりはしないことに決めました.
2. うんづの仮想化
ハードウェアは必要ないといいつつたまにはTOWNS OSと戯れたいので,TOWNS OS自体は起動できるようにはしておきたいと思います.そういう意味で,前回うんづによる仮想化を行ったわけです.しかし,うんづはリリース時期的にはVistaまでのWindowsにしか対応していません.いまのところWindows10では動作するものの,将来のWindowsでも同様に動作するのかという問題があり,もっと言えばWindowsというOSがなくなるかもしれないわけです.特定の環境に依存しない方法を模索する必要があります.
そこで,次のような案を考えました.
「仮想マシン上のWindowsでうんづを動かすことはできないか」
そして,その具体的な形として次を試してみました.
「macOS(実マシン)上のVirtualBOX上のWindowsXPでうんづを動かす(下図)」
動きました. 仮想マシンのスペックによるので一概には言えませんが,動作の重さは特になく不自由はなさそうです.
3. TOWNS本体の今後
せっかくのレアハードを捨てるのも惜しいので,PCケースとして再利用できないか検討中.乞うご期待.
すでにばらし始めています.写真は,頭脳であるi486SX.